『出会いの形‥✨』~
翌朝‥なんやかんや普通に寝れた。
まぁーよくよく考えればちょっと気になってる子に彼氏がいて、別に自分がフラれたわけではないと冷静になったからである。
今日は、休日--
道は真と午後から遊びに行く約束をしていた‥
‥日も暮れかけ真と帰りのバスに乗る為、バス停で時間を潰していた時、突如時が動いた‥
「‥あれっ真じゃね?」
道と真が声の方に顔を向けると‥田中と吉谷綾がそこに立っていた。
えっ嘘やろ、何この展開?昨日の今日で色んな事起き過ぎやろ?‥こんな形で会いたくて無かったわっと道は心の中で叫んでいた。
真ゞ「‥おっ田中じゃん!おいおいまさかのデートかよ〜羨ましいわ〜。」
っと真がふざけた感じで田中に絡んでいる‥それを下を向いて恥ずかしそうに田中の後ろで隠れている綾。
道ゞめっちゃ可愛いやん‥昨日、潰れた心が魔法がかかったかのように再生していく、、、、、
とりあえず真と田中の会話の方に目をやる‥綾の彼氏、田中は見た目はめちゃくちゃイケメンとかの類では無かったが背も高くそれ以上に凄い優しいそうな雰囲気を感じ取れる人だった。
一通り真と田中の会話が終わり、田中と綾が俺たち2人の横を通り過ぎる際、綾は俺たちに軽く会釈をして去って行った。
道はその姿をあの子の姿が見えなくなるまでずっと眺めていた‥
バスの中で流石に真に今までの事を全部話した‥
真ゞ「‥あーやっぱり。明らかに田中と吉谷綾が現れてからお前の様子が気持ち悪かったからな!」
道ゞ「‥はぁ?一発殴るぞ!」
真ゞ「‥まぁー落ち着けって!けど、お前彼氏おる子やで?」
道ゞ「‥‥イタいとこつくなよ‥はぁーツラ。」
真ゞ「‥何かお前変わったな‥前とか何かしゃあなし付き合ってた感じやったから‥こんな恋愛に悩んでる姿はじめてかも。」
道ゞ「‥初恋かも‥」
それを聞いた真にその後バスから降りるまで爆笑され続けた、、、、なんやこいつ!めっちゃムカついたけど誰かにこういう事話せる相手がいて良かったと心の底から思った。
‥(続く)4