『出会いの形‥✨』真編。

 

真はすぐにポケットから携帯を取り、画面をみる‥田中からLINEが1通届いていた。

 

真は田中からのメッセージを見て、すぐにポケットに携帯をしまった。

 

その一連の様子を見ていた道が‥

 

道ゞ「‥ん?どうしたん?」

 

真ゞ「‥いや別に、、、、、、、、、、」

 

道ゞ「‥はぁ?言えや。」

 

(道は何かを察したかのように俺に詰め寄ってきやがった‥)

 

真ゞ「‥また、今度言うわ。‥とりあえずお前これだけは言っとくけど吉谷さん彼氏おるんやからな。」

 

道ゞ「‥田中に何か言われたん?」

 

(察しが良いお兄さんやな‥けど、これは言って言いのかが分からない)

 

真ゞ「‥いや、何も言われてないけど。」

 

と目を晒す。

 

道ゞ「‥あっそ。じゃぁまた学校で!」

 

 

と言いスタスタと帰っていた。

 

真はもう一度携帯を開き田中からのメッセージを見る。

 

 

−−−−

お疲れ〜!

 

昨日、部活で言うてた俺の彼女に気ある子ってあいつやんな?

てか、たぶんあいつに前俺が狙ってた子取られたんやけど‥。そのせいでしゃあなし綾と付き合うはめになったんやからマジでウザーわ!

 

                  −−−−−

 

‥このクソみたいな内容に対して何て返せばいいのか分からない真。

あと、昨日、遂田中に道が吉谷綾に一目惚れした事を笑い話として喋った事を凄く反省する真であった。

 

 

 

−−数カ月経ち高校3年生になった真。

 

‥毎月行われる学年集会での事‥

 

(‥っ‥あんなけ吉谷さんには彼氏おるからって言うたのに‥道の奴どんなけあの子の事見てんねん‥はぁ〜どうしたもんかね?‥けど、数カ月前あんな事があったからな‥道は置いといて吉谷さんが可哀想だよな〜‥田中があんなクズとは知らず‥あー!一層の事、道の事好きになってくれたら一件落着なんやけどな‥ん?それが1番良いと思う!そうだ!これが正しい!)

 

という事で真は1人決意を固め、行動に移った。

学年集会が終わった後すぐに綾の元へ行き、会話の中で道との接点を見つけ綾と道が2人で喋れる環境を作り、その場を立ち去った。

 

 

しかし、体育館を出た瞬間、真は誰かに呼び止められた‥

 

 

‥(続く)